前回からの連載の途中ですが、どうしても今書きたいことが浮かんじゃったので先にそちらを書くことに。
以前このブログで書いたこの記事(→『人生の秘密?その3』)の出来事で、今まで何気なく当たり前のように謝っていた場面が、実は本来謝るべき場面ではなく、『ありがとう』を伝える場面だったんじゃないの???
と気づいてから自分が『ごめんなさい』とか『すみません』と言いそうになる度に、いや、ちょっと待てよ?これ、本当に謝る場面なのか???もしかして『ありがとうなんじゃないの???』といちいち確認をするようになりました。
そしたらなんと!!!
自分が思わず『ごめんなさい』と言ってしましそうになるうちの10回のうち本当に謝罪するべき場面は1〜2回だけだった!!!
すごい驚き!!!
ほとんどはさ、『ありがとう』に替えられたのよ!!!
そして、中には『ありがとう』ですらない場面もたくさんあった!!!
6割→『ありがとう』、2割→どちらでもない、2割→『ごめんなさい』っていう感じ?
いやぁ、驚いた。
どんだけ無意識に謝ってたんだ、私。
とはいえ、最初はものすごい勇気がいるんですよね、謝らないのって。
なんか失礼かな?とか、なんだこいつ?って思われるかな?とか、結構怖かった。
だけど、何度も何度も勇気を出して『ごめんなさい』を『ありがとう』に替えてみたり、場面によってはどちらも言わないでいてみたら驚いたことにその方が断然コミュニケーションがスムーズ!!!
人との間にわだかまりが残らないの!!!ものすごくスッキリ人と付き合える!
だから気持ちいい!!!
すごいよ、これ、本当に。
もうビックリ。
で、そうなってみてから気がついたことが2つ。
まず1つ目。
『ごめんなさい』ってさ、相手に許しを乞う言葉よね。
『私が悪かったと思ってます。悪いのは私ってわかってます。だからもう責めないでください。』って。
だから、自分に完全に非がある時は、『自分の非を認めています』っていう意思表示になるからもちろん謝罪するのは大切なんだけど、状況的に自分に非がないときに謝っちゃうのって、『このことで私を責めてこないでください』っていう防御反応になっちゃうのよね。
で、これって、つまり、相手のことを『あなた、私のこと責めるよね?』っていう前提で捉えてますよっていうメッセージになっちゃうんだなって。(あ、もちろん言っている本人にはその気はないんだけど。結果的にっていう話)
だからさ、例えば相手を誘った場面とかだと謝られた方もそんなつもりで誘ったりお願いしたりしたわけじゃないから、謝られちゃうと、『あ、ごめん、気軽に誘っただけなのにそんな風に思われちゃうなら誘って悪かったんだな』って思って『あ、いや、こちらこそごめん』って謝るっていうとっても残念なスパイラルに入ってしまう。
なんかさ、元々は楽しく誘ってくれたはずなのに、最終的に申し訳ない気持ちにさせちゃうんだよね???
これって誘う誘わないの場面だけじゃなく、いろんな場面で結構こうなりがちで。
私はずっと相手の人にこんな風に思わせてたんだな〜って気がついた。
(それでも懲りずに私を誘ってくれてたみんな、ありがとう!!!(TT))
だから、勇気を持って無意識に『ごめんなさい』と言ってしまうのをやめるようになってからの方が断然人との付き合いが気持ちよくなった!!!
そして2つめ
本来自分に非がない場面でも無意識に『ごめんなさい』『すみません』って言い続けることで、自分自身に対して『私は申し訳ない存在だ』っていう自己暗示がかかっちゃうんだなって。
心理学の考え方では自分に対する声がけってとっても重要とされていて、だからこそ私もいつもチビあーよ♪の声をちゃんと聞いてあげるようにしているのだけど、それにもかかわらずどんな場面でも謝ってばかりいるとチビあーよ♪に対して『あなたは人に謝るべき存在なのよ=そのままの自分はダメだ』っていうメッセージを送り続けることになっちゃうんだな、と。
これはダメでしょ、絶対に。
チビあーよ♪には一番伸び伸びしててもらわなきゃいけないのに!!!
じゃなきゃ超能力が使えないじゃないか!!!(あ、超能力については『宣言、さらにその後』をお読みください)
いやぁ、危なかった。
でね、こうやってちゃんと今は謝るときかどうか?って考えるようになってからの方が謝るときもすごく潔く謝れるようになった。多分チビあーよ♪が本当に納得してる状態で謝るからだろうな。
面白いよね。
まぁそんなわけで、自分が人を誘った時とかでも変に謝られたりすると『そこ!謝るとこじゃない!』とめちゃくちゃ突っ込んでしまうようになってしまいました^^; あはは。
私の周りで突っ込まれた人多数(笑)
だって謝られない方が気持ちいいんだも〜ん^^