さてさて、今日はボイストレーニングについて。
タイトルにも書きましたが「ボイストレーニングって具体的にはどんな事をするんだろう???」って疑問に思いませんか???
私に限らず、色々なところで『ボイストレーニング』っていう名前のレッスンをされている講師の方々は沢山いらっしゃるのですが、正直、明確な決まりがある訳ではないので、その内容は講師によって様々です。
ただ、基本的にどの講師さんも「歌や話をする時に自信を持って自分の声を使えるようになってもらいたい!」という想いのもとにレッスンをされている筈なのでおそらく大まかにまとめたら一緒なんですが。
おそらくどの講師さんも腹式呼吸や発声を中心に指導されている事と思います。
でもね、細かな内容になるとお一人お一人の講師さんによって全く違ってきます。
その方ご自身が通って来た道のりをもとにそれぞれの講師さんのやり方があるので本当に様々。
なので、ボイストレーニングのレッスンは『ご自分と合う講師さんに出会えるかどうか』、これが全てになってきます。(もちろん何でもそうなんですけどね、ボイストレーニングは特に)
と、言う訳で今日は私のボイストレーニングはどんな感じなのかという事をご紹介します。
私が行っているボイストレーニングのレッスンの一番の目的は
『その人が本来持っている声の魅力を引き出す事』。
ご存知のように私達の『声』と言う楽器は生まれながらにしてカラダに装備されている為、買い替えが利きません。
その楽器が好きだろうが嫌いだろうが一生その『声』と付き合って行くしかないんですね。
でもね、皆さん、自分の声って好きですか???
結構多いんじゃないでしょうか、「自分の声が嫌い」って言う人。
なんでか。
そこに秘密があるんです。
皆さん、ピアノでもギターでもサックスでもヴァイオリンでも、その楽器を演奏する人によって、同じ楽器がまるで違う楽器のように音が変化するのって聴いたことないですか?
すごく上手な人が演奏すると『これが同じ楽器???』ってビックリするほどいい音が出る。
音の善し悪しって、もちろんその楽器自体の善し悪しも大きく関わるけど、実は一番大きいのはその楽器を演奏する人の『技術』なんです。
声も一緒なんです。
と言うより、『声』は買い替えられないのでこの『演奏技術』が全て!
演奏が上手な人って無駄な力が入ってないんです。
演奏する為に必要な最低限の力を最適な使い方で使える。
要はこれが出来ればいい。
そこに大きく関わってくるのが『姿勢』や『呼吸』『息のコントロール力』なんです。
なので私のボイストレーニングのクラスではこの3つを徹底的にやります。
余計な力を抜いて、必要最低限の力とコントロール力を手に入れる。
ただ。
声の場合、ここにその日の『体調』、『気分』、『体を使う時のクセ』、『自分の声に対する思い込み』などが大きく関わってきます。
邪魔するんですね。自分の体が、思考が。
一番いい音で演奏するのを。
自分では意識してないのに勝手に出てくる『クセ』があるんですよね。
でね、これ、なかなか自分で気づくのって難しい。
何と言っても『クセ』なので。
立ち方のクセなのか
呼吸のクセなのか
息を流す時のクセなのか
声を発する時のクセなのか
リズムや音程をとる時のクセなのか
発音の時のクセなのか
それとも自分の声や体に対する思い込みのクセなのか
原因は一人一人違います。
何が『魅力的に声を演奏する事』の邪魔をしているのか。
その『クセ』を一つづつ探していきます。
そして、その邪魔が無くなって自分自身が『自分の声の最高の演奏者』になった時、
あなたの『声』と言う楽器は最大にその魅力を発揮してくれます。
それこそがあなたの『本当の声』。
だから、私が行っているボイストレーニングのレッスンの一番の目的は
『その人が本来持っている声の魅力を引き出す事』。
自分の『本当の声』に出会ってみませんか???
ボイストレーニングのレッスンはグループレッスンとプライベートレッスンの2種類があります。
グループレッスンで気軽に始めてみるのもよし。
プライベートレッスンでみっちり自分の声と向き合ってみるのもよし。
グループレッスンを受けながら時々単発でプライベートレッスンで自分の声と徹底的に向き合う時間を作ってみるのもよし。
レッスンを受けるのに必要な資格はありません。
持ち物はお水だけ。
あ、動きやすい服装で来てくださいね!
『自分の本当の声に出会ってみたい』
その好奇心があればスタートラインに立つ事が出来ます。
ご質問、ご相談、お受けします。
お問い合わせフォームから気軽にご連絡くださいね!
お会いできるのを楽しみにお待ちしています!(^o^)/
※グループレッスン開催時間はLESSONのページをご覧ください→LESSON
グループレッスンの見学については各レッスン会場までお問い合わせをお願いいたします。
※プライベートレッスンについての詳細はお問い合わせいただいた方に個別にお知らせしています。その内容をご確認されてから実際にレッスンを受けられるかどうかゆっくり決めてくださいね。お問い合わせだけでもお気軽にどうぞ!