『はんぶんこ』の効用

以前にこのブログにも書いた『はんぶんこ』ポリシー(先に読んでね→『はんぶんこ』

 

 

ちなみにこの『はんぶんこ』。

もちろん私も相手もお腹すいてたら『はんぶんこ』なんだけど、もし私がお腹いっぱいであんぱん食べたくなくて、相手がものすごいお腹空いてたら半分もらわずにお腹が空いてる相手に全部あげます。

そしてもし、私がものすごくお腹がすいていて相手が全然空いてなかったらちゃんとあんぱん全部もらう(←意外と難しかったのがこっち。この件に関してはまた後日)

なんでもモノをはんぶんこするのではなく自分の「食べたい。食べたくない」と言う気持ちと相手の「食べたい。食べたくない」という気持ちをちゃんと両方出し合って『はんぶんこ』するのがここでいう『はんぶんこ』。

つまり「我慢しないで」「頑張りすぎないで」「カッコつけないで」自分の正直な気持ちをちゃんと受け入れるって言うことにしたんです。

 

 

それで、これって「私はいいからあなたが全部食べなさい」っていう度量の大きい人にすごく憧れていて、それでもなかなかそういう心持ちになれない私が、自分の『度量の小ささコンプレックス』との向き合いの末に「あー、私は『はんぶんこ』の人なんだな」って自分を大きく見せる事をあきらめたら楽になったと言うだけの話です。

 

あくまでも私個人のコンプレックス解消話です。一般論でも正解論でもありませんよ、念のため^^。

 

 

 

 

 

でね、この『はんぶんこ』、私にとって、ものすごーく意外な効力を発揮したのですよ!

 

 

色々な場面で様々な人と交流をしていく中で、時々ムショーに腹が立つ時ってあるんですよね。

 

で、そういうときって「あれ?なんでこんなに腹が立ってるんだろう?私?」って思って、自分の心の中を見つめるために気持ちを全部書き出す作業をするんですね、私。

そしてその時に、この『はんぶんこ』ができてたかな?っていう観点で自分の行動を見直してみる事で自分が腹がたっている原因に気づきやすくなったんです。

 

つまり大抵自分が『頑張りすぎちゃってる』『我慢しちゃってる』『カッコつけている』ことが多い(全部じゃないけどね)。

本当は相手の事好きなのに、っていうか好きすぎて頑張りすぎちゃったり、嫌われたくなくて我慢しちゃったり、いいとこみせたくてカッコつけちゃったり。(あ、別に恋愛だけじゃなくて友達でも仕事でも) 

 

ちゃんと『はんぶんこ』してないから『わたしはあんぱんあげたのに!!!』って腹が立つ訳です。

 

だから、頑張り過ぎてるのをやめて、我慢しないで、カッコつけずにきちんと自分の正直な感覚でちゃんと『はんぶんこ』にして相手と付き合うようにしてみると、あら不思議、あんなに腹立ってたのがなんだったんだろう???ってなったりして。(あ、もちろん全部じゃないです)

 

そうすると、純粋に相手の事好きだなぁ〜っていう気持ちに戻れる。(っていうか気づける)

自分の意外な一面に結構ビックリ。

これ、すごく面白いです。

 

 

おかげで自分の本音にも気づきやすくなって、以前よりも人と付き合うのがかなり楽になったし、大好きだなぁ〜と思える人が周りに沢山いる事にも気がつきました。

 

『はんぶんこ』

わたしにとってはとっても大事な感覚。

 

 

 

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