今日はとってもいいお天気です。
ここしばらくものすごーく寒い代わりにものすごーく空が綺麗で昼も夜もついつい空を見上げて見とれてしまいます。
そんな時になぜが思い出した数ヶ月前の雨上がりの日のお話。
大雨が降った翌朝でした。
道にミミズが。
前日の雨で土の中から逃げ出したもののアスファルトの上であっちかこっちかと行き先に悩んでる様子。
私の視点から見たら彼(?)の左斜め後方30センチのところに街路樹の植わっている土があるのだけど、彼の視点(?)ではわからないのか、そちらに向かって行く様子はない。
ミミズの生態には詳しくないからそもそも彼らがどうやって土の方向を感知しているのかは全くわからないのだけど。
「そっちじゃないよ、反対だよ。」
思わず教えてあげたくなる。
そんなミミズを見ながら、あー、もしかしたら私たち人間も空から見たらこんな感じなのかな〜なんて考えていました。
どこかに「いいところ」が、「答え」があるんじゃないかと必死に探して旅に出て。
実は自分のすぐ近くに幸せがあったりして。
そんな童話がありましたね。「青い鳥」?
まぁ、でも旅して帰ってくるからこそ、その幸せにも気づけるわけで。
だからその遠回りは決して無駄ではないのだけれど。
無駄ではないどころか「近くの幸せ」に気づくためにはむしろ必要な経験だったりもして。
でも、もし空からこうやって自分を見てたらヤキモキするんだろうな〜
それとも「たくさん遠回りして冒険しなさい」って暖かく見守っていられるのかしら???
ミミズ君はあまり遠回りしないほうがよさそうだけど。
あ、でも土が乾かないと戻れないのかな〜
無事に土へたどり着いてますように。